高橋由伸×ヤクルト村上 東京五輪への思い
高橋由伸さん(news zero野球解説者)が24日、沖縄・浦添市で行われているヤクルトキャンプを取材。
近くで見てみたかった選手が、4年目のシーズンを迎える村上宗隆選手(21)。「僕がくじを引いた時には、もう箱の中に当たりはなかったんだよなぁ」と由伸さん。
2017年10月のドラフト会議では、ヤクルト、巨人、楽天の3球団が競合。最後にくじを引いたのが由伸さんでした(当時・巨人監督)。
その村上選手、フリーバッティングではライトの防球ネットを越え、外の大木に打球が直撃。
「うわー!すごいパワー。大学に行ってたとしたらまだ大学4年生(※今シーズン)。ここ数年で一番成長の速度が速い選手だよね」推定140メートルの打球に思わずうなった由伸さん。
練習後には、インタビューで初対面。
村上選手は「小さい頃から巨人戦をよく見てました。由伸さんの足の上げ方をまねしていました」と憧れを口に。
すると、「僕と違って村上選手はパワーがすごい」と笑顔で言葉を交わす二人。
由伸さんから「今年は東京五輪がある予定だけど、どう?」と聞かれると、「出たいです!」と力強く即答。
「去年の今頃なら難しかったかもしれないけど、今年なら前半戦しっかり結果をだして選ばれたい」と意気込みました。
由伸さんは、「僕もアテネ五輪で、すごいプレッシャーの中で野球をして、代えがたい経験になった。だから村上選手も五輪を経てもっと大きくなってほしい」とエールを送りました。