川内“サブ20”100回ギネス世界記録に
プロランナーの川内優輝選手(33)が、「マラソン2時間20分以内における完走数」を100回達成したことが、ギネス世界記録に認定されました。
2日に認定式が行われ、川内選手は「この100回達成という記録は、本当に自分のマラソン人生のようなものなんだなというふうに思っています」と、喜びを語りました。
川内選手が、フルマラソンで2時間20分を切る“サブ20”を初めて達成したのは、2009年2月。21歳で出場した「別府大分毎日マラソン」で2時間19分26秒をマークしました。
そこから記録を積み上げ、去年12月の「防府読売マラソン」で100回目を達成。初の“サブ20”から約12年での記録に、「私自身日本で1番速いわけではなければ、日本で1番強いわけではないですけれども、コツコツと走り続けてきた。そうしたことがこの記録に結び付いたのかなというふうに思っています」と、胸を張りました。
また、2月28日に行われた「びわ湖毎日マラソン」では、8年ぶりに自己ベストを更新する2時間7分27秒をマークし、101回目の“サブ20”を達成。
5日に34歳の誕生日を迎える川内選手は、今後に向けて「150回、200回と自分自身が2時間20分を切り続けられる限り、達成していきたいなというふうに思っています」と、さらなる記録更新を誓いました。