平昌金・小平奈緒 今季自己ベストで優勝
11日、全日本選抜スピードスケート競技会、長野大会(長野市・エムウェーブ)の女子500mに、ピョンチャンオリンピック金メダルの小平奈緒選手(相澤病院・34)が出場し、今季自己ベストのタイムで優勝しました。
昨年12月、全日本選手権の同種目で、5年ぶりに優勝を逃した小平選手は、試合前日の会見で「12月から着手してきた自分の課題が良い方向に来ている、修正の軌道に乗っているので、レースでどんなタイムが出るか自分自身楽しみ」と復活の兆しを見せ、11日のレースに臨みました。
赤と白のユニホームに身を包んだ小平選手は、最初の100mを全体2位のタイム(10秒51)で通過すると、同組の選手を突き放し、今季自己ベストの37秒67で優勝しました。
試合後、小平選手は、「実戦で硬くなってしまう部分があったので、リズムが合えばもっと記録が良くなる。レースの感覚が戻ってきているので、1000m、1500mも自分の滑りをまとめ上げていきたい」と続くレースへの意気込みを語りました。
小平選手は12日(金)に1000m、13日(土)に1500mのレースに出場します。
写真:松尾/アフロスポーツ