東京五輪内定・素根輝 約1年4か月ぶりV
現地時間7日、柔道のグランドスラム・タシケント大会(ウズベキスタン)の最終日。女子78kg超級で20歳の素根輝選手が、東京五輪代表内定を決めた2019年11月のグランドスラム・大阪大会以来、約1年4か月ぶりの実戦に臨みました。
久しぶりの試合となりましたが、初戦から抑え込みで一本勝ちを収めると、準決勝までの3試合でオール一本勝ち。迎えた決勝ではブラジルの選手が3つの指導をもらって反則負けとなり、優勝した素根選手。約1年4か月ぶりの実戦の舞台にもブランクを感じさせず、東京五輪に向け好スタートを切りました。
また大会最終日には、素根選手のほか日本勢3選手が出場。女子78kg級で梅木真美選手(26)が4試合オール一本勝ちで優勝。男子では、90kg級・長澤憲大(27)選手と100kg超級・影浦心(25)選手も優勝を果たしました。
この大会、日本勢は出場した全11階級のうち9階級を制覇し、残り2階級でも表彰台に上がりました。
■大会出場の日本選手成績(★は東京五輪内定選手)
【優勝】
〈男子〉
60kg級 永山竜樹
90kg級 長澤憲大
100kg超級 影浦心
〈女子〉
52kg級 阿部詩★
57kg級 玉置桃
63kg級 田代未来★
70kg級 新井千鶴★
78kg級 梅木真美
78kg超級 素根輝★
【2位】
〈女子〉
48kg級 角田夏実
【3位】
〈男子〉
81kg級 永瀬貴規★
写真:AFP/アフロ