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G井納「断食と座禅」に挑戦 今季の目標

2021年3月11日 22:22
G井納「断食と座禅」に挑戦 今季の目標

FA移籍でDeNAから巨人に移籍した井納翔一投手(34)が、FA移籍した心境や今季の目標を語りました。日本テレビの単独インタビューの後編です。

FA移籍でDeNAから巨人に移籍した井納翔一投手(34)が先月、単独インタビューに応じ、FA移籍する際の心境や、巨人の印象、今季の目標について語りました。日本テレビの単独インタビューの後編です。

――聞くところによると、巨人に来る前に断食と座禅をした?

井納
巨人に来るからではなくて、ここ2年間結果が出ていなかったので。しっかりと体のリセットというか、違うことに挑戦しようかなと思って、ベイスターズの坪井コーチをはじめ、今メジャーの筒香選手に声かけられて、やってみようかなと1歩踏み出して、チャレンジしました。

――どれくらいの期間

井納
座禅は1時間くらいだったと思うんですけど。断食は3日間行った人たちとやって、それプラス2~3日家でやって、その前も断食の準備として食事もやりましたし、終わってからも復食期として少しずつ。あと断食するだけではなくて、体に対する食事のとり方も勉強して、それを奥さんに伝えて、大変な部分はありますけど協力してもらってやってます。

――気持ちの面で変わった?

井納
性格的に、どっちかというと前向きなタイプですし、悪いところは調子に乗りやすいところなんですけど、気持ち的には、自分自身前向きにどんどん行く性格だと思っているので、あまり変わった部分は無いですけど、体に関しては、すごい絞れたといいますか。体脂肪も落ちましたし、体重も想像してたより落ちて。練習で、もちろん疲れは来ますけど、昨年より疲れにくいと感じるので、断食して今のところはよかったかなと思っています。

――改めて過去、日本シリーズの初戦を投げた時の悔しさは

井納
どこかで自分自身がやれるというか、自分の投球さえできればと思ってマウンドに上がったんですけど、CSとは雰囲気が違ったというのをすごく感じましたし、そこで自分が一気に自分でないかのようになったことは覚えていますし、ボールの威力もブルペンの時ほど指にかからなくて、高めに浮いたりとかするとこもありましたし、自分のリズムにもっていく前に、マウンドから降りたなというのが振り返ったところですかね。

――ジャイアンツも2年連続4連敗。巨人でも日本シリーズへの思いは強いか

井納
ジャイアンツでというか、個人的にもひどい内容で悔いの残る試合、短期決戦の中で1番悔いの残る試合でしたし、どこのチームでも僕自身は日本シリーズ出たら、自分としてのリベンジをしたいというのはあったので。今のところ8連敗しているジャイアンツというところと重なっているので。それが一緒にリベンジとして果たせたらなとは思います。

――東京Dに強いイメージがあるが、具体的な数字の目標は

井納
ここ何年かちょっと、東京ドームは打たれてるんですけど(笑)。今度からホームになるということで、今まではものすごいビジターとして投げていましたけど、今度はファンの人の力というか、球場に足を運んでもらえるようになったら、ものすごい力になると思いますし。

数字でいうと勝ち星というのは、なかなか相手の投手、打線のつながりとか難しい部分もあるので、個人的にはしっかりとイニングを1イニングでも多く投げて、中継ぎの人に1人でも多く休んでいただけるような投球をして、最終的には規定投球回に行きたいですし、会見の時に監督が言っていた150イニング以上というのを、しっかりと1年目からやっていきたいなと思います。

――そして日本一

井納
そこは優勝してから気持ちを新たにやれればと思いますし、まずはセ・リーグで勝つことだけ考えてやっていければと思います。