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G井納「宇宙人が2人」チーム内情明かす

2021年2月21日 18:14
G井納「宇宙人が2人」チーム内情明かす

DeNAから巨人にFA移籍した井納翔一投手(34)が21日、日本テレビのインタビューに応じました。独特な言動が注目され、DeNA時代からファンの間で“宇宙人”の愛称で親しまれてきた井納投手。新天地で迎えるプロ9年目のシーズン、この日はブルペンでピッチング練習などを行いました。

インタビューでは、ここまでの体の状態や巨人移籍で変わったこと、さらには「宇宙人が2人いる」という不思議なチームの内情を語ってくれました。

       ◇ ◇ ◇

【以下、インタビュー全文】

―キャンプは順調?

井納「今のところしっかりと自分のやりたいこともできていますし、順調に来ていると思います」

―コミュニケーションをとってリラックスした表情でやっているように見えるが?

井納「昨年まで対戦していた選手が多くて、S班(主力中心メンバー)の中でやらせていただいたので、しっかりと打ち解けてできているかと思います」

―巨人移籍で変化したことは?

井納「移籍してきた人たちがよく言うことだと思いますが、時間に対する準備などがDeNAにいたときよりはみんな早かったです。そういうところが最初のうちは戸惑いましたけど、今はもう慣れてきてしっかりできています」

―ファンに向けてアピールしたいことは?

井納「プロに入団してから“宇宙人”と言われていますけど、そういうところは試合ではなるべく出さずに普段は気にせずやっていきたいと思います。試合の中ではテンポというものが自分の持ち味だと思うので、そういうところを見てもらえればと思います」

―チームメートの畠投手も「宇宙人みたいなところがある」と言われていた。畠投手とは話した?

井納「多くはないですけど、一言二言は話しました。きょう、トレーニング終わりに宮本コーチから『(井納投手と畠投手が)宇宙人のNo.1とNo.2。井納がNo.1でいいだろ』みたいなことを言われました。1人ではなくて、ジャイアンツには2人いるということになっていると思います。No.1って言われたら僕だと思います」

―古巣のDeNA打線で対戦が楽しみな選手は?

井納「1人と限らず、出る選手全員が昨年までやってきた仲間でもあるので、DeNAという打線が楽しみでもありますし、対戦することがあればしっかりと抑えたいという気持ちがあります」

―3月26日の開幕戦が巨人×DeNAだが、戦うことになれば楽しみ?

井納「当日は『楽しみ』とか思いながらの投球はないと思うのですが、その気持ちも持ちながら今後やっていきたいなと思います」

―今年の目標は?

井納「もちろんたくさん勝つことが期待されている部分かと思うのですが、試合になると『対相手』というものがあるので、どれくらい勝てるかは分からないです。勝ち星もそうですけど、自分自身としては、しっかりと規定投球回というものをクリアできるように、まずはやっていければいいかなと思います」

―原監督も150イニングくらいは投げてほしいと言っていたが?

井納「ここ数年はできてはいなかったですけど、(プロに)入って4、5年はできていた数字でもあります。僕自身も最低限はいきたい数字ではあるので、しっかりと準備はしていきたいと思います」

―ファンへメッセージを

井納「今シーズンから読売巨人軍でプレーさせていただくことになりました井納です。皆さんに巨人でのプレーを見ていただき、しっかりと認めてもらえるように精いっぱい頑張ります。応援よろしくお願いします」


■井納翔一(いのう・しょういち)1986年5月1日生まれ。188cm・94kg。右投右打。木更津総合高-上武大-NTT東日本を経て、2012年ドラフト3位でDeNA入団。プロ2年目で2桁勝利をマークするなど、通算50勝。今シーズン、FAで巨人移籍。背番号「21」。

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