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【オリックス】優勝マジック『24』点灯 ロッテ相手に延長12回の末引き分けるも

2023年8月26日 18:13
【オリックス】優勝マジック『24』点灯 ロッテ相手に延長12回の末引き分けるも
オリックス・中嶋聡監督
プロ野球パ・リーグ オリックス0-0ロッテ(26日、京セラドーム)

引き分け以上で優勝マジックが点灯する首位オリックスは、ロッテ相手に延長12回の末引き分けるも、優勝マジック『24』を点灯させました。

この日は山下舜平大投手が先発登板。初回、先頭打者・藤原恭大選手を空振り三振に打ち取ると、3番・中村奨吾選手には160キロのストレートを見せるなど、いきなり打者3人を全員空振り三振に打ち取ります。

5回までロッテを無失点に抑える好投を見せた山下投手。しかし6回にマウンドに上がるも、投球動作を途中でやめます。平井正史コーチとトレーナーがマウンドに上がり話し込むと、山下投手はコーチと一緒にマウンドを降り、途中降板となりました。

一方、打線は7回にチャンスが。この回先頭の頓宮裕真選手がレフト前ヒットで出塁すると、その後続けて内野ゴロに打ち取られる間に3塁へ。2アウトながらチャンスを広げます。しかし、野口智哉選手も内野ゴロに抑えられ、この回は無得点に終わります。

その後両チームの無得点のまま試合は延長戦へ突入。

すると10回にピンチを迎えます。ロッテ先頭打者・友杉篤輝選手にセンター前ヒットで出塁されると、山口航輝選手を申告敬遠し、1アウト1、2塁に。ここで中村選手にレフト前ヒットを打たれますが、レフトを守る渡部遼人選手がホームへ好返球。友杉選手をタッチアウトに抑え、無失点で切り抜けます。

最大のピンチを切り抜けたオリックスは11回、3番・中川圭太選手がセンター前2塁打を放ちチャンスを作りますが、4番・頓宮選手が見逃し三振となり、この回無得点に終わります。

試合は延長12回の末、引き分けでゲームセット。それでもオリックスは優勝マジック『24』を点灯させました。