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A代表初選出J1広島・川辺が股抜き弾

2021年3月22日 0:07
A代表初選出J1広島・川辺が股抜き弾

21日、明治安田生命J1リーグ第6節、大分トリニータとサンフレッチェ広島の一戦が行われました。

21日は広島の城福浩監督の60歳の誕生日。指揮官のバースデーを白星で飾りたい広島でしたが、後半7分、大分に今シーズンから加入した長沢駿選手(32)に移籍後初ゴールを許し、1点を追う展開となります。

それでも後半21分、広島一筋18年目のベテラン青山敏弘選手(35)のヘディングシュートが決まり同点に追いつくと、後半42分。カウンターから持ち上がった味方のスルーパスを日本代表に初選出された広島のキャプテン川辺駿選手が受けると、落ち着いてGKの股を抜き勝ち越しゴールに成功。川辺選手にとってはこれが今季初ゴールとなります。

さらに後半アディショナルタイムには途中出場の鮎川峻選手(19)がプロ初ゴールを奪い、広島が3-1で大分に逆転勝ちしました。

指揮官の誕生日を自身のゴールで勝利に導いた川辺選手は、「勝って誕生日を祝えて本当に良かった」と喜びました。また、自身初選出となる日本代表については、「広島でやってきたことが評価された。代表に行っても特長を出せるように頑張りたい」とコメントしました。

今月25日に行われる韓国との国際親善試合、30日に行われるモンゴルとのカタールW杯アジア2次予選を前に大きなアピールとなりました。

国内で国際試合が行われるのは2019年11月のベネズエラ戦以来およそ1年4か月ぶりです。

写真:長田洋平/アフロスポーツ
※2020年8月1日の写真です。