14歳の飛込・玉井「W杯で五輪決めたい」
飛込の超新星・玉井陸斗選手(14)が22日、合宿先の金沢でオンラインでの取材に答え、来月東京アクアティクスセンターで行われるオリンピック選考会となるW杯で「まずオリンピック出場権を獲得したい」と、意気込みを語りました。
14歳の玉井選手は現在、成長期まっただ中。身長も去年9月から身長は3センチ伸び155センチに、体重は5キロほど増え51キロになったといいます。
飛込は体格が少し変わってしまうと、バランスや軸がずれてしまい、演技に影響するといわれていますが、玉井選手は、「筋肉がついたことによってジャンプの高さとか、宙返りのスピードだったりとかを保つことができている。前よりもいい方向に向かってきている。自分でもいい状態だと思う」と、体格の変化が演技にプラスに働いていると語りました。
来月のW杯は、玉井選手にとっては初めての大規模な国際大会。「緊張すると思います」としながらも、「うまい人の演技を見ながら、試合中でも吸収して(吸収したものを)試合で出せたらいいかなと思う」と語りました。
W杯では、18位以内に入れば東京オリンピックの代表権を獲得することができます。