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僕の使命…京都国際・中川の決勝打で初勝利

2021年3月25日 0:32
僕の使命…京都国際・中川の決勝打で初勝利

24日、兵庫・阪神甲子園球場で行われた選抜高校野球大会1回戦、京都国際(京都)対柴田(宮城)。春夏通じて初の甲子園出場校同士の対戦となった一戦は、延長戦にもつれる大熱戦となりました。

初めて聖地に立った京都国際ナインは少し浮き足だっていました。1回ウラに森下瑠大投手(2年)が暴投とタイムリーで2点を失うと、打線も柴田のエース・谷木亮太投手(3年)の低めを丁寧につく投球の前に6回まで2安打無得点に抑えられる苦しい展開。

それでも中川勇斗捕手(3年)は、「自分は捕手としてみんなに声を掛けられる立場。最初は引き気味だったので声を掛けていました」とチームメートを鼓舞。すると7回、一死満塁のチャンスを得ると、武田侑大選手(2年)が走者一掃の3点三塁打を放ち、逆転に成功します。

その後、1点を返され同点になり、試合は延長戦にもつれ込みます。10回、四球と犠打で巡ってきた1死2塁のチャンス。

バッターはチームを鼓舞し続けた中川捕手。1ボール1ストライクからの3球目、外角直球を流し打ち。「低く、強い球を打つ」と意識した打球は1・2塁間を抜ける勝ち越しタイムリー。これが決勝打となり、京都国際は甲子園初勝利をつかみ取りました。

試合後に中川捕手は、「ここで1本出すのが僕の使命だと思ってました。クリーンナップを打たせてもらっているので、勝負強さが出せてよかったです」と試合を振り返りました。

※写真は試合後取材を受ける中川勇斗捕手