プロ野球・巨人は20日、ドラフト1位指名の浅野翔吾選手と原辰徳監督のサプライズ対談をGIANTSTVにて公開しました。

新聞記者からのリモート取材だと伝えられていた浅野選手。しかし実際にモニターの前に現れたのは、なんと原辰徳監督。これには浅野選手も、とても驚いた表情をしていました。

原監督の「ドラフトが終わってから世の中変わっちゃったかい？」との質問から始まった対談。これに対して浅野選手は「はい。結構いろんな声をかけてもらって」と、緊張した様子で答えていました。

また原監督は「プロ野球に入るとちょっと周りの見方も、いろんな戸惑いもあるかもしれない、世の中も変わるかもしれないけどね。自分を見失わずに。とにかく今は高校生としてやるべきことをきちんとやって。そして、修めて卒業して。そして、小さい時から夢だった野球というものを一生懸命やろう。われわれもしっかり育てますから。大志をもって、大きな夢をもってジャイアンツのユニホームを着てください」と、エールを送りました。

この後も原監督からの質問に対しても、緊張しすぎて「はい」としか答えられない部分もあった浅野選手。

対談の最後に「イチローもびっくりしてたっていうぐらいね。それも引き金となってジャイアンツは君を指名したんだなぁ。いろんなことがあってね、こういう形になったんでいいスタートを切りながら、しっかりと育てますから。不安な気持ちはまったく持たずにね、ただただ周りの方に感謝する気持ちだけはしっかり持って。そして、ジャイアンツのユニホームを着るようにしてください」と、期待の言葉をかけられ、「はい、わかりました」と、力強く答えました。

突如始まったスペシャル対談に浅野選手は、「びっくりしました。心の準備ができてなかった」と、話しました。また「しゃべりやすいというか、けっこう話しかけてくれる感じがあったんで、優しい方だなと思いました」と、原監督への印象について教えてくれました。