プロ野球パ・リーグ 西武-楽天(12日、ベルーナドーム)

3・4月の月間MVPを獲得した西武の中村剛也選手が、4回の第2打席に今季8号ツーランを放ち、ホームランダービーリーグトップに並びました。

2-2で迎えた4回ノーアウト2塁の場面での楽天先発・田中将大投手との対戦。

その初球、真ん中やや甘めの変化球を捉えますが、レフト左のファールゾーンへの大きなフライとなり、悔しさをあらわにします。

すると2球目、今度は高めのストレートを完璧にはじき返します。これが左中間スタンドへ飛び込む、勝ち越しの8号ツーランとなりました。

中村選手は、プロ22年目、8月には40歳の大台を迎えるベテラン、39歳。この一打はホームランダービートップのオリックス・杉本裕太郎選手と並ぶ今季8本目のホームランです。