競泳・入江陵介31歳で4度目の五輪出場へ
競泳の東京五輪日本代表に内定している入江陵介選手(31)がオンライン取材に応じ、自身にとって4大会連続の五輪出場について「4回もオリンピックを経験できるのはなかなかないと思う。今回は東京五輪という地元での開催なので、一生に1回あるかないかのこの開催に巡り会えたこともすごくうれしく思っています」と喜びを語りました。
代表選考会を兼ねた日本選手権では男子100メートル背泳ぎ決勝を53秒13で8連覇し、派遣標準記録(53秒40)を突破。200メートル背泳ぎでも代表内定を決めました。
競泳界では北島康介さん、松田丈志さんに並ぶ日本勢最多の4大会連続出場となります。
入江選手は10代で日本代表入りし、五輪出場も経験。当時の自分は30代での五輪代表を想像できていたか?という質問に「正直思わなかった。自分自身やめたいと思うことも五輪が終わった直後はありました。僕だけの意思だったらきっとやめてたと思うが、まわりの支えや、まだできるって言ってもらえたからこうやって31歳で東京オリンピックに出場できたのかなと思っています」と答えました。
そして、東京五輪に出場する競泳の代表選手の中で最年長となることについては「常に自分自身はオープンな心でいると決めていて、若い選手やいろんな選手がすごく気軽に接することができるような立場でありたい。自分が最年長で経験も一番多いので、若い選手たちが気持ちよく五輪を迎えられるような、個々の色を尊重しあえるようなチーム作りをしていきたい」と、代表をけん引する決意も語りました。
写真:AFP/アフロ