佐藤翔馬「金メダル狙いたい」初五輪へ意欲
競泳・平泳ぎで東京五輪代表に内定した佐藤翔馬選手(20)が14日、オンラインで取材に応じました。
開幕まで100日となった初出場の東京五輪へ、「100日は本当にすぐだと思いますし、準備する期間もあと少ししかない。その中で自分のできることを全てやって、本番では悔いのないよう泳ぎたいと思います。もちろん金メダルは狙いたい」と決意を語りました。
東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権では、男子200メートル平泳ぎで日本新記録(2分06秒40)を樹立し優勝。世界記録(2分06秒12)には0秒28に迫るタイムで東京五輪代表に内定した佐藤選手は、「タイム的にも金メダルをとるなら2分05秒台は狙っていかないといけない」と、世界記録更新に意欲を見せました。
同じく代表に内定した同級生・池江璃花子選手(20)の存在について聞かれると、「同級生が本当にすごいことをしているのだから、僕も頑張らないと、という思いになりましたし、すごくいい影響を受けました」と、池江選手から刺激を受けていることを明かしました。
初出場の五輪へ大きな期待を背負う佐藤選手は、「世界新記録や金メダルを期待されていると思うんですけど、そういう期待は本当に僕の中ではうれしい。いい意味でのプレッシャーにはなると思うので、そのほうが僕は頑張れる。今まで以上に自分の力を発揮できるのかなと思います」と、力強く意気込みを語りました。
写真:AFP/アフロ