20歳佐藤翔馬200m平泳ぎ日本新で内定
□競泳・日本選手権5日目(7日・東京アクアティクスセンター)
東京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権、男子200m平泳ぎ決勝が7日に行われ、佐藤翔馬選手(20)が2分06秒40の日本新記録で優勝を飾りました。世界記録(2分06秒12)には0秒28に迫るタイムで東京五輪代表に内定しました。
4日の100m平泳ぎでメドレーリレーの代表に内定していた佐藤選手は、個人種目で初の五輪代表を勝ち取り、「最初から最後まで自分のレースをするということを意識して頑張った。自分でも驚くくらい平常心で、結構いいタイムが出ると思っていた。ずっと言っているのは世界新記録、五輪ではしっかり優勝をするということが一番の目標」と、東京五輪に向けて決意を語りました。
前日本記録保持者の渡辺一平選手(24)は、2分08秒30で3位となり、2大会連続の五輪代表を逃しました。
■男子200m平泳ぎ決勝 結果
優勝 佐藤翔馬 2分06秒40 東京五輪内定
2位 武良竜也 2分07秒58 東京五輪内定
3位 渡辺一平 2分08秒30
写真:YUTAKA/アフロスポーツ