遂に目覚めた 巨人の4番岡本が2打席連発
21日、東京ドームで行われた巨人対阪神で、巨人・岡本和真選手が2打席連続ホームランを放ちました。4月11日以来8試合ぶりのホームランを放った岡本選手の4打数3安打2打点の活躍で、巨人は3対2で阪神に勝利しました。
この日、巨人の先発・畠世周投手は立ち上がり、阪神の先頭バッター・近本光司選手に先頭打者ホームランを浴びると、3番・マルテ選手にもホームランを浴び、いきなり2点を奪われます。
そのまま2点ビハインドで迎えた2回裏、先頭の岡本選手は阪神の先発・青柳晃洋投手の初球を完璧にとらえレフトスタンドへ。嫌なムードを吹き飛ばし反撃ののろしを上げると、4回の第2打席もレフトスタンドへホームラン。2打席連続のホームランとなりました。
岡本選手はこのホームランで通算99号となり、通算100号ホームランまであと1本となりました。
第3打席でも内野安打を打った岡本選手は、この日の試合前まで打率.192と不調が続いていましたが、21日の3安打で打率.220となりました。
岡本選手は、「なんとか出塁しようと思った結果、ホームランになって良かった」と振り返りました。
原監督も「目が覚めるというか、自軍に火をつけるホームランだった」と目を細めました。また、ここまでなかなか調子が上がっていなかった4番の岡本選手に対し、「練習は良い形でやっている。どこか自分で背負いながらやっている部分においては、4番はそういうポジション。逆に喜んで、楽しんで戦う気持ちを持って欲しい」とエールを送りました。