稲見萌寧 初日2打差3位タイの好発進
国内女子ゴルフツアー フジサンケイレディスクラシック初日(23日・川奈ホテルゴルフコース富士コース)
静岡で開幕した国内女子ツアー、フジサンケイレディスクラシック。今季の通算獲得賞金1億円突破がかかる稲見萌寧選手(21)が好スタートを切りました。
ツアー2週連続優勝を果たすなど、今年に入り7戦3勝と絶好調の稲見選手。その強さの裏には飛距離アップと安定感、下半身強化を求めて今年から始めたキックボクシングがありました。オフには最大で7キロ体重が増え、ツアーを戦い抜く上での体力がつき、力の伝わり方などがゴルフに生きているといいます。
稲見選手は初日、パー4の2番でセカンドショットをピンそばにつけ最初のバーディー。続く3番では距離を残したパットを沈め、連続バーディーを奪います。
その後、6番でボギーをたたきますが、9番でバーディーを奪い前半を2アンダーで終えます。
さらに後半、1つスコアを伸ばして迎えたパー3の17番でティーショットをグリーンに乗せ、バーディーチャンスにつけると。しっかりとパットを沈め、この日5つ目のバーディー。初日は首位と2打差の4アンダー3位タイにつけました。
ラウンド後に稲見選手は、「4アンダーというスコアが出て一安心。毎週出るからには上位でいたいと思うので、少しでも上位にいけるように頑張りたいと思います」と語りました。
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真は18日のKKT杯バンテリンレディス