プロ野球・巨人は２４日、東京ドームで行われる２５日の広島戦について、観客を入れて開催することを発表しました。

２５日から東京を含む４都府県に緊急事態宣言が発出されることを受け、スポーツイベントは原則、無観客での開催を要請されています。

一方で、球団によると、政府は混乱が生じる可能性があるとして、「２５日から直ちに無観客化・延期等を実施しないこととして差し支えないこともある」と、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長名の文書で宣言発出前と同様の開催を認めているため、観客を入れての開催を判断したということです。

２５日の広島戦では、万全の感染対策を講じた上で、すでに販売済みのチケットの所有者（シーズンシートを含む）のみ、観戦が可能。さらに、今回の緊急事態宣言の趣旨にのっとり、ソフトドリンクを除き、場内でのアルコール飲料の販売や、軽食や弁当などの売店の営業は全面的に取りやめ、食べ物の持ち込みも不可とするということです。

また、２５日を除く緊急事態宣言期間中の東京ドーム公式戦６試合については、対応が決まり次第、発表するということです。

■緊急事態宣言期間中の対象試合
４月３０日～５月２日　中日戦
５月７日～９日　ヤクルト戦