松山英樹メジャー連勝へ「良くなっている」
男子ゴルフの海外メジャー、全米プロゴルフ選手権(サウスカロライナ州)が現地20日に開幕。日本人初制覇を果たしたマスターズに続くメジャー大会2連勝がかかる松山英樹選手(29)が18日、練習ラウンド後に公式会見に臨みました。
強い風の中で行った練習ラウンドを振り返り「いってはいけない場所はしっかり分かりますしそこのマネジメントができれば、この風の中でも、いいプレーはできるんじゃないかと思う」と話し、現在の調子については「状態は上がってないけど少しずつ良くなっているので、期待したいと思います」と意気込みを語りました。
さらに、マスターズを制覇したことで人気の面で良かったことや、困ったことを聞かれて「すごくうれしいことはたくさんある。ギャラリーにも今まで以上にたくさん名前呼んでもらった。マスターズチャンピオンと呼ばれるのはうれしいです。ただホテルの前でファンがサインを待っているのはうれしくないなという感じです」と苦笑いを見せました。
また、東京五輪開催についても言及し「今、日本の状況はニュースで見る限り、良くないですし、医療関係の人のことを考えるとやるべきではないのかなと、いう感じはしますけど」と話す一方で「僕はゴルフ。五輪は大事ですけど、それ以上にメジャーっていうのが大事っていうのがあって。五輪にかけている他のスポーツ選手のことを考えると、やって欲しいなって。そこは複雑な気持ちですけど…」と心境を明かしました。
写真:アフロ