大混戦のCグループ 浦和が逆転首位突破
19日、埼玉スタジアム2〇〇2で行われたサッカーYBCルヴァンカップ最終節、浦和レッズ対横浜FC。Cグループは、全チームが突破の可能性を残す大混戦の状態で最終節を迎えました。
突破には勝利が絶対条件のグループ3位の浦和は、首位の横浜FCを相手に開始早々から積極的に仕掛けます。
開始3分、左サイドで華麗なパスワークを見せ、駆け上がった小泉佳穂選手がスルーパスに反応し、ペナルティーエリア内に進入。GKをかわすと最後は関根貴大選手がスライディングしながら右足で決め、先制に成功します。
更に後半16分には、汰木康也選手が左サイドから芸術的なミドルシュートを決め、2対0とします。
対する横浜FCは後半26分に三浦知良選手を投入。三浦選手は自身が持つ同大会の最年長出場記録を54歳2か月23日に更新します。
この投入で横浜FCは流れを変えようと試みますが、浦和は最後まで試合の主導権を渡さず2対0で勝利。ゴールキーパーの西川周作選手は終了と同時に雄叫びをあげ、喜びをあらわにしました。
浦和は、この勝利でグループ首位に浮上し、最終節でグループステージの逆転突破を果たしました。一方、敗れた横浜FCはグループ3位に終わりプレーオフステージ進出を逃しました。
写真:アフロ
※写真は2021年4月25日のJリーグの試合