サッカーJ1リーグ第35節の2試合と第25節の1試合が23日に行われました。

35節の2試合（新潟－東京V、G大阪－名古屋）はともに11月3日（日）に予定されていましたが、名古屋と新潟が2日にルヴァンカップ決勝を戦うため、前倒して行われました。一方の25節（浦和－柏）は当初8月7日（水）に行われる予定でしたが、雷雨により中止となり、この日に代替開催されました。

G大阪は21歳のFW坂本一彩選手が2ゴールを含む全3得点に絡む活躍。暫定4位浮上となり、逆転優勝へ望みをつなぎました。

また、7位東京Vは大卒2年目のFW山田剛綺選手にうれしい初ゴールが飛び出すなど、15位新潟に勝利。暫定ながら6位に浮上しました。

そして4連敗中の16位浦和と17位柏の一戦は、スコアレスで迎えた後半アディショナルタイムに浦和がPKを獲得。これをチアゴ サンタナ選手が決め、劇的勝利を収めました。

これにより残留争いにも動きが。勝ち点「3」を加え「42」とした浦和が得失点差で一気に暫定12位へ浮上。引き分けを挟んで5連敗となった新潟は順位を1つ落とし、16位となりました。6戦勝利がないままルヴァンカップ決勝に臨むことになります。

これでG大阪、東京V、名古屋、新潟の4クラブが35試合消化し残り3試合。広島、神戸、町田、FC東京、C大阪、福岡、湘南、柏、札幌、鳥栖の10クラブが残り4試合。鹿島、川崎、浦和、横浜FM、京都、磐田の6クラブが残り5試合となっています。12位から降格圏内の18位までの勝ち点差は「7」。最後までもつれる様相を呈しています。

【第35節結果】
◆東京V 2-0 新潟（デンカビッグスワンスタジアム）
得点【東京V】 山田剛綺（後半4分）、谷口栄斗（後半42分）

◆G大阪 3-2 名古屋（パナソニックスタジアム吹田）
得点【G大阪】坂本一彩（前半21分）、坂本一彩（前半28分）、福田湧矢（後半33分）【名古屋】ハ チャンレ（前半5分）、吉田温紀（後半11分）

【第25節結果】
◆浦和 1-0 柏（埼玉スタジアム2OO2）
得点【浦和】チアゴ サンタナ（後半アディショナルタイム）