3人制バスケ 日本女子が東京五輪切符獲得
◆3×3バスケットボール 東京五輪予選(現地時間30日・オーストリア)
東京五輪の新種目、3人制バスケットボール「3×3」。上位3チームが五輪出場権を獲得する予選が行われ、日本は今大会与えられる最後の五輪切符を狙い、スペインとの3位決定戦に臨みました。
日本は序盤から得点を重ねていきますが、体格差で上回るスペインもインサイド攻撃で対抗します。16-18で追いかける日本は試合時間残り32秒、山本麻衣選手(21)がドリブルで持ち込んだシュートが決まり、17-18と1点差まで詰め寄ります。
さらに日本は、残り8秒を切ったところで篠崎澪選手(29)がシュートを決め、18-18の同点。勝負は先に2点を取ったほうが勝利となる延長戦に突入します。
勢いに乗る日本は、フリースロー1本を成功させて王手をかけると、最後は馬瓜ステファニー選手(22)が相手と競り合いながらシュートを決めました。
日本は20-18で激闘を制し、東京五輪出場権を獲得。この結果、開催国枠が与えられた5人制男女代表と3人制男子代表を含め、バスケットボール全4種目での東京五輪出場が決まりました。
写真:アフロ