バレー日本女子 五輪前最後の大会初戦快勝
バレーボールの国際大会、ネーションズリーグが25日、イタリア・リミニで開幕しました。
今大会は男女ともに16の国と地域が参加。総当たりの予選ラウンドを行い、上位4チームが決勝ラウンドに進みます。
この大会が東京五輪前最後の大会となる中田久美監督率いる日本女子。東京五輪のメンバーは1チームあたり12人ですが、今回招集されたのは17人。五輪の代表メンバーへ選手たちは最後のアピールの場となります。
2019年9月のW杯以来、約1年8か月ぶりの国際大会となった世界ランキング7位の日本は、同15位のタイと対戦しました。
日本は第1セット、島村春世選手のクイック攻撃や、古賀紗理那選手と石川真佑選手がスパイクを決めるなど得点を重ねます。そして最後はエースの黒後愛選手が連続スパイクを決め、25-15で先取します。
続く第2セットでは、36歳のベテランで主将の荒木絵里香選手が、ブロックやクイック攻撃、サービスエースを決める活躍。25-17で奪い、2セットを連取しました。
第3セットも日本は、石川選手の強烈なクロススパイクや荒木選手のブロックなどで25-16で奪い、セットカウント3-0でタイにストレート勝ち。荒木選手が14得点、黒後選手が13得点、古賀選手が12得点を挙げ、ネーションズリーグ初戦を勝利で飾りました。
次戦は26日に世界ランキング1位の強豪・中国と対戦します。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ ※写真は5月1日のもの