女子ゴルフの稲見萌寧選手（２１）と鈴木愛選手（２７）が９日、オンライン会見に出席し、全米女子オープン優勝の笹生優花選手（１９）を称賛しました。

今年に入り国内ツアーで５勝をあげている稲見選手。笹生選手と畑岡奈紗選手（２２）による日本勢同士での優勝プレーオフを「すごいなと思った」と話した一方で、「めちゃくちゃビックリ、というのはない」とコメントしました。

「（畑岡）奈紗ちゃんはめちゃくちゃずば抜けてうまい感覚があって、海外で戦っていけるのは奈紗ちゃんだと勝手に感じていた。（笹生）優花ちゃんもアマチュアの時から海外志向だったので、この２人は海外で活躍し続けられるイメージはある。強いからなという感じ」と、切磋琢磨してきた同世代２人の印象を改めて語りました。

また、これまでに２度の賞金女王を経験している鈴木選手は、「すぐ海外に行って勝てるところはすごいと思った」と、５月下旬まで日本ツアーを戦っていた笹生選手を称賛。

鈴木選手は、「どの選手が勝ってもビックリすることはない」としながらも、「渋野（日向子）ちゃんが２０１９年に勝って、今年松山（英樹）くんや笹生さんが勝って、日本選手が（海外ツアーで）優勝争いできることが増えてきた。日本で戦っている選手たちも自信がすごく出てくると思うし、ゴルフ界にとってすごくいい影響を与えていると思う。私自身も、もうちょっと頑張ったらそういうふうになれるんじゃないかと、勇気と希望をもらえた」と、海外メジャー戦での日本勢の躍進に刺激を受けていることを明かしました。

写真：日刊スポーツ／アフロ