１２日、日本テレビ「Ｇｏｉｎｇ！Ｓｐｏｒｔｓ＆Ｎｅｗｓ」に野球解説者の江川卓氏が出演。１２日に行われた楽天対阪神戦で、阪神・佐藤輝明選手が楽天・田中将大投手から打ったホームランの凄さについて語りました。

阪神の怪物ルーキー佐藤選手と今季メジャーリーグから復帰、日米通算１７９勝をあげている田中投手が初対決。

３度目の対戦となった６回表、佐藤選手は田中投手が投げた３球目の内角のスライダーをとらえ、ライトスタンドへホームランを放ちました。

このバッティングについて江川氏は、「落合博満さん以来の名バッターになると確信した。実は田中投手の内角のスライダーに対して打球が詰まっている。詰まったんですが、体をひねる回転スピードが規格外なのでホームランにできる。詰まった打球をホームランにできるのは落合さんしかいない。あまりにも凄い」と、プロ野球史上唯一となる３度の三冠王を達成した落合博満さん以来の名バッターになると、佐藤選手のバッティングを絶賛しました。

佐藤選手はこのホームランで、自身が持つ交流戦新人本塁打記録を「６」に更新しました。