笹生優花 快挙の裏で起きたハプニング語る
女子ゴルフの海外メジャー、全米女子オープンを大会最年少となる19歳で制した笹生優花選手が、快挙から1週間後の14日、オンライン取材に応じ「たくさんの方から応援のメールをいっぱい届いていたので、ありがたい気持ちでいっぱい」と周囲へ感謝の言葉を口にしました。また、優勝の裏でハプニングが起きていたことも明かしました。
※以下、主なインタビュー内容
◆表彰式で見せた涙
「勝てるとは思っていなかったので、本当にありがたい気持ち。優勝してうれしかった。支えてくれた家族に感謝の気持ちを伝える時には、ちょっと涙がこぼれた」
◆快挙の裏にはハプニング
「(最終)72ホール目の時におなかが痛くなって、なかなか治らなくて、そのままプレーオフ2ホールやった後に半分バナナを食べたら治った」
◆憧れの宮里藍さんが「素晴らしい」と祝福
「ゴルフを始めたきっかけでもあったのが宮里藍さんで、宮里さんみたいなプロゴルファーになりたいという夢があった。本当にすごく尊敬する先輩ゴルファーで、そんなこと言われるとやっぱりうれしい」
◆母の母国・フィリピン代表として出場する予定の東京五輪
「出られるだけで本当にありがたいので、楽しんで自分のゴルフができるように頑張りたい」
◆将来の夢は「世界一」
「ゴルフを始めた時からの夢は『世界一になること』。まだ全然近づいたと思っていないし、ゴルフ人生もまだまだ長いので、楽しんでプロ生活をしていきたい」
◆プロゴルファーを夢見る子どもたちへ
「結果を求めすぎるとゴルフというゲームが楽しめなくなる。自分が、ゴルフが好きで先輩ゴルファーに憧れてゴルフ始めたのに、結果を求めすぎてゴルフを楽しめなくなっている自分をつくりたくないので、これからゴルフやっていく子たちにもゴルフを楽しんで欲しい。あまり急ぎすぎないでゴルフをエンジョイして欲しい」
◆6月20日は20歳の誕生日
「20歳になったら時間がすぐ過ぎていくというので、まだ20歳になりたくない気持ちもあって、(10代を)まだ締めたくない」
◆優勝賞金(約1億1000万円)の使い道
「今後、家を建てたりとかいろいろあると思うんですけど、そのために貯めたい」
◆全米女子オープンの優勝トロフィー
「(今は)ホテルのキッチンのテーブルに置いています」
写真提供:笹生優花選手