古賀 最多21得点でベルギーに逆転勝利
13日、イタリア・リミニで開催されている国際大会「FIVBバレーボールネーションズリーグ2021」12日目が行われ、世界ランク5位の日本は同12位のベルギーと対戦しました。
第1セット、ベルギーの高いブロックに苦しんだ日本。終盤にはマルリース・ヤンセンス選手に3本連続サービスエースを決められるなど23対25で第1セットを落とします。
その後は互いに譲らず一進一退の攻防となりますが、攻撃では古賀紗理那選手が要所でコースに狙いすましたスパイク、守備ではリベロの小幡真子選手を中心に粘りのプレーを見せ、日本が第2、第3セットを連取。
第4セット、一時は5点差までリードを広げた日本。その後、ベルギーのエースで今大会得点ランキング1位のブリット・ヘルボッツ選手の強烈なスパイクで徐々に追い上げられますが、古賀選手がスパイクで応戦。山田二千華選手のブロード攻撃も効果的に決まり、25対21でこのセットを奪った日本が3対1で勝利しました。
この試合で古賀紗理那選手はチーム最多の21得点。日本は9勝3敗で暫定3位に浮上し、上位4チームによる決勝トーナメント進出も見えてきました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ
※写真は2021年5月1日国際親善試合のもの