残り34秒で逆転勝利 Bリーグ琉球
バスケットボールBリーグのチャンピオンシップ準決勝第2戦「琉球vs千葉」の試合が、沖縄アリーナで行われました。
先に2勝でファイナル進出が決まるため、22日の第1戦で敗れている琉球は負ければ敗退。第1クオーター、琉球・岸本選手の鋭いドライブや3ポイントシュートなどで、一気に点差を離し試合開始3分で14-0と幸先のいいスタートを切ります。
その後、千葉に点差を詰められるもこのクオーターは28-18と琉球がリード。第2クオーターは一転、千葉ペース。日本代表候補・富樫選手の3ポイントシュートやミドルシュートが連続で決まるなど、勝てばファイナル進出が決まる千葉が点差を一気に縮め40-37、琉球3点リードで試合を折り返します。
第3クオーター、琉球・田代選手が3ポイントを決めるとその直後、千葉・サンズ選手が3ポイント成功。さらにその直後、琉球・今村選手が再び3ポイントを決め返すなど、一進一退の攻防が続きます。このクオーター59-63と、ついに琉球が千葉にリードを許す展開に。
最終第4クオーター、千葉5点リードの場面で、琉球・岸本選手が「男を見せないとと思っていた」と鮮やかな3ポイントを決めて2点差に。その後、千葉1点リードで迎えた試合残り34秒、琉球・エバンス選手が鋭いドライブからファウルをもらいながらのシュートを決め、土壇場で逆転に成功。大接戦の試合は、残り5秒で琉球・田代選手がダメ押しのシュートを決めて84-78で琉球が勝利。これで対戦成績は1勝1敗となり、宇都宮と対戦するファイナルもう1枠は、24日に行われる最終第3戦で決まります。
写真:アフロスポーツ
日付:2021年4月4日