12連覇へ ENEOSがファイナル進出
15日、Wリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)のプレーオフセミファイナル。トヨタ自動車(西地区1位)対富士通(東地区2位)、ENEOS(東地区1位)対デンソー(西地区2位)の2試合が行われました。
今大会のセミファイナルは、行われる3試合のうち、ファイナルへの勝ち上がりに2勝が必要となり、14日に行われた第1戦はENEOSとトヨタ自動車がそれぞれ1勝をあげています。
先に行われた、トヨタ自動車対富士通(東地区2位)の第2戦。29-29と両者一歩も譲らない展開で前半を終えると、後半、トヨタ自動車の猛攻が始まります。安間志織選手の3ポイントを手始めに、長岡萌映子選手、三好南穂選手も3ポイントを沈め、50-44で第3クオーターを終えます。
篠崎澪選手中心に追い上げを見せた富士通でしたが、最後は安間選手がダメ押しのシュートを決め、61-58でトヨタ自動車の勝利。2連勝でファイナル進出を決めました。
そして、ENEOS対デンソー(西地区2位)の第2戦。リーグ11連覇中のENEOSは、キャプテン岡本彩也花選手が絶好調。18得点の活躍で第3クオーターを58-50で終えます。
8点を追うデンソーは高田真希選手がフィールドゴールを中心に第4クオーターだけで8得点。猛追を見せたデンソーでしたが、69-67でENEOSが接戦を制し、こちらも2連勝でファイナル進出が決定。
12連覇を狙うENEOSか、それを阻止しようとするトヨタ自動車か。3月20、21、22日に行われるファイナルの3戦を戦い、2勝を収めたチームが優勝となります。
写真:森田直樹/アフロスポーツ
※撮影:2020年12月20日