１７日、バスケットボールＢリーグの日本一を決めるチャンピオンシップ準々決勝。琉球ゴールデンキングス対富山グラウジーズの第３戦が沖縄アリーナで行われました。２戦を終えて１勝１敗。この試合で勝ったチームが準決勝進出となります。

第１クオーターは得点の奪い合いとなる展開で残り１秒。１点を追う琉球は今村佳太選手がセンターライン手前からブザービートとなる３ポイントシュート。２２対２０と逆転に成功します。これで勢いに乗った琉球は第２クオーターも今村選手の３ポイントシュートなどで４２対３４とリードを広げます。

第３クオーターは守備で流れをつかみます。持ち味の激しいディフェンスでリーグトップの得点力を誇る富山をシャットアウト。このクオーターをわずか１０失点に抑え、６２対４４とさらにリードを広げます。

最終クオーター終盤、富山に猛反撃を受け、残り１５秒で４点差まで詰め寄られますが、そこから再びリードを広げ、８６対７７で試合終了。琉球が準決勝への最後の切符をつかみました。

７本の３ポイントを含む両チーム最多の２７得点を挙げた今村選手は「チームメートが僕のことを見つけてしっかりパス出してくれて、信頼関係が出た」と喜びを口にしました。

琉球は２２日からの準決勝、千葉ジェッツと対戦します


■写真：アフロスポーツ（写真は２０２１年４月４日）