石川佳純「もったいない」準決勝進出ならず
◇東京五輪・大会6日目、7月28日、卓球・女子シングルス準々決勝、東京体育館
前日の4回戦で快勝するなど、好調さを見せていた石川佳純選手は準決勝進出をかけ、シンガポールの選手と対戦しました。
第1ゲームを先取した石川選手でしたが、その後は相手の勢いに押され、自らの流れに持っていくことができません。結局、1-4で敗れて準々決勝敗退となりました。
石川選手は敗因について、「打つコースが悪かったりとか、チャンスボールをミスしてしまったりとか、少しもったいないボールが多かった」と悔しさを口にしました。
12年ロンドン五輪の団体で銀メダル、16年のリオ五輪の団体で銅メダルを獲得していた石川選手。個人種目初のメダル獲得を目指していた中で準々決勝敗退に終わり、「正直満足いくような結果ではないですが、ここで負けてしまってすごく悔しいです」と振り返りました。
それでも、8月2日からの女子団体に臨む石川選手は、「団体戦は気持ちを切り替えて後悔のないようにプレーしたいと思います」と団体での3大会連続メダル獲得へ向け、決意を新たにしました。
写真:千葉 格/アフロ