白井空良「まだ企業秘密」の新技携え五輪へ
29日、スケートボードの男子ストリートで東京五輪代表を確実にしている白井空良選手が、出身地である神奈川県相模原市の本村賢太郎市長を訪問しました。
白井選手は6日までイタリアで行われた世界選手権で3位に入り、東京五輪出場資格を獲得しています。世界選手権については、「3位に入ることができてうれしい気持ちでいっぱいだが、まだ悔しいって気持ちもある」と振り返りました。
去年から自身が設計に携わった神奈川寒川町のスケートパークを練習拠点としている白井選手。
寒川町の練習場では国際大会の規格に沿った高さ・角度の階段や手すりが設置されるなど、施設が充実していることから「本当に環境は大事」と実感したそうで、「相模原にそういう環境のパークができたら、自分たちも自信がついていい結果も残せると思うし、子どもたちもその姿を見て刺激を与えられると思うので作って欲しい。金メダルとったら市長に直々にお願いしに行こうかな」と話しました。
また東京五輪での金メダル獲得に向けて、イタリアからの帰国中に考えた新技に挑戦しているそうで、「まだ世界の誰も見たことないトリック。10本やったら5本成功するくらいになってきている。自分の得意な動きを生かしたトリックになっています」と明かし、新技の内容については、「まだ企業秘密です」と笑顔を見せました。
写真:LaPresse/アフロ
※写真は2021年6月5日 スケートボード世界選手権