カージナルスのラーズ・ヌートバー選手が日本時間10日、球団と契約合意に至らなかったとMLB公式サイトが報じました。

MLBは日本時間10日に希望額提出期限を迎え、年俸調停権を持つヌートバー選手とこのまま合意に至らなければ、年俸調停に持ち込まれることになります。

カージナルスはヌートバー選手以外にも年俸調停権をもつ選手と交渉がまとまっておらず、ドイツ出身でゴールドグラブ賞の受賞経験もあり、昨季打率.278、14本塁打、73打点を記録したブレンダン・ドノバン選手や、昨季29試合に登板し8勝8敗、1ホールド、防御率3.78をマークし、今季先発ローテーション入りも期待されているアンドレ・パランテ投手とも合意とはなっていません。

日本のWBC制覇に貢献し、現在27歳のヌートバー選手は、昨季は109試合に出場し打率.244、12本塁打、45打点を記録。今年が年俸調停権初年度でした。