プロ野球・巨人の新助っ人ヨアン・ロペス投手が29日、入団会見を行いました。

ロペス投手は2015年にMLBダイヤモンドバックスへ入団すると、力強い速球を武器に、19年にはキャリアハイとなる70試合に出場し、防御率3.41を記録。2021年以降は4球団を渡り歩きました。

ロペス投手は「このチームの一員になれてうれしく、本当に興奮しております。チームを助けるんだ、勝つんだとその思いでいっぱいですので、これからしっかりチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」と意気込みました。

原監督からは「非常に気の強い、自分というピッチングスタイルをしっかりと持って戦う姿に非常に好感を持ちました。大勢と共にクローザー候補であると。それだけの力を十分に持っているということを期待しています」と、昨シーズン新人タイ記録の37セーブを挙げた大勢投手と、守護神争いをさせることを明言しました。

そんなロペス投手ですが、巨人での活動に集中したいという思いからWBCのキューバ代表を辞退。

そのことについて「やはり自分の国を代表するチャンス、こういう夢を断るというのは確かに難しいことではあったんですけど、私にとって初日からチームと一緒になってしっかり行動する、プレーするということは私にとって約束事だと思っています。今ジャイアンツにいられることに満足して、わくわくしていますし、これから春季キャンプを過ごせることを楽しみにしております」と話しました。