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パラ馬術・宮路満英「妻には感謝しかない」

2021年7月8日 0:32
パラ馬術・宮路満英「妻には感謝しかない」

7日、東京パラリンピック・馬術競技に出場する内定選手が発表されました。内定選手は、宮路満英選手(出場2回目)、吉越奏詞選手(初出場)、稲葉将選手(初出場)、高嶋活士選手(初出場)の4人です。

中でも注目はリオパラリンピックに続き2度目の出場となる宮路選手(63)。学生時代から馬が好きでJRAの調教助手をしていましたが、47歳の時に脳卒中で倒れ右上下肢機能障がい、並びに体幹機能障がいが残りました。

宮路選手は、リハビリを経て乗馬ができるまでに回復すると、パラ馬術の存在を知り、本格的に競技を始めました。妻の裕美子さんはコマンダーと呼ばれる場外からコースを指示する役割を務めていて、二人三脚でパラリンピックでのメダル獲得を目指します。

宮路選手は、「リオよりも東京でいい成績を残せるように頑張りたい。自分の取ったことのない70ポイントを取って、3位以内に入りたい」と語りました。

また、コマンダーを務める妻・裕美子さんには「感謝しかない」と、日頃の思いを話しました。

リオパラリンピックの際には、会場入り後すぐに本番を迎え調整が難しかったという反省を生かし、妻・裕美子さんは「今回は(東京の)馬事公苑で行われ、馬とのコミュニケーションもリオの時よりはうまくできると思うので、2人で頑張りたい」と抱負を語りました。

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