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三宅宏実「次の道に」集大成の五輪終える

2021年7月24日 18:33

◇東京五輪・大会2日目 ◇ウエイトリフティング女子49キロ級グループA(24日・東京国際フォーラム)

ウエイトリフティングで3大会連続のメダル獲得を目指す三宅宏実選手が24日、女子49キロ級に出場しました。

5度目の出場となる今回の五輪を“集大成”と位置づけて臨んだ三宅選手。スナッチの1回目で74キロを挙げましたが、クリーン&ジャークで99キロを3度とも失敗。記録なしに終わりメダル獲得はなりませんでした。

競技を終えて三宅選手は、「いろいろな葛藤はあるんですけど、最後の5度目の(五輪)チャレンジで失格しちゃったんですけど、本当に今日の舞台まで多くの人たちに励ましていただいて、無事に立つことができた。気持ちの弱さが出たのかなというところはあったけど、最後まで自分なりに一生懸命ベストを尽くせた。みんなと一緒に東京の舞台に立てたということがすごく私にとっても思い出になった」と競技人生を振り返りました。

明確に“引退”とは口にしませんでしたが、事実上の引退。今後については、「終わってから少しゆっくりしたいと思っている。次のことは終わった瞬間からスタートしていると思っているので、次の道に走りたい」と語りました。

写真:ロイター/アフロ

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