競泳 アジア新で6位 入江「幸せだった」
◇1日、東京五輪・大会10日目、競泳男子400mメドレーリレー・決勝(東京アクアティクスセンター)
競泳男子400mメドレーリレーの決勝が行われ、日本からは入江陵介選手、武良竜也選手、水沼尚輝選手、中村克選手が出場しました。
記録は、3分29秒91で6位入賞。メダルには届きませんでしたが、日本新記録とアジア新記録をマークしました。
このレースで9日間の全日程を終えた競泳。主将を務めた入江選手は、「東京の地で決勝を泳ぎ切れたことが幸せだった」と振り返りました。
以下、レース後の選手たちのコメント。
◆入江陵介選手
――レース前の声かけについて
「『後半しっかり伸びのある泳ぎをすることを心がけながら、落ち着いたレースをしよう。最後はこの雰囲気を楽しもう』と言い切って入場した」
――4度目のオリンピックについて
「僕自身は悔しい思いが多かったが、2011年から10年間ずっと第一泳者を務めさせていただいて本当に光栄。何よりもこの東京の地で決勝を泳ぎ切れたことが本当に幸せだった」
◆武良竜也選手
――自身の好タイムについて
「レースに行く前に日本の円陣の声がすごく聞こえて、チーム一丸となって泳げた」
◆水沼尚輝選手
――初めての決勝への思い
「個人種目で思うような結果が出なかった分、リレー種目でしっかりと自分のベストパフォーマンスを出して(チームに)貢献できればと思っていた」
◆中村克選手
――チームの日本新記録について「プレッシャーはすごかったが、みんなが後ろにいて自分の背中を押してくれたので、本当にいい泳ぎができた」
写真:アフロ