吉田沙保里“後継者”向田真優 準決勝へ
◇東京五輪・大会14日目(8月5日)、レスリング女子53キロ級・2回戦、千葉・幕張メッセAホール
吉田沙保里さんの後継者と期待される向田真優選手がレスリング女子53キロ級の1回戦に登場。
五輪初出場の向田選手は、午後0時半ごろに行われた初戦で、カメルーンのJ・エソム ティアコ選手に対し、序盤から果敢に攻め立て、第1ピリオドでテクニカルフォール勝ち。
午後1時過ぎに行われた2回戦では、ポーランドのR・ザシナ選手と対戦しました。
第1ピリオドは、守りの堅い相手に対し、相手の動きを見ながらタックルを狙いますが、バックをとられ先に2ポイントを奪われます。それでも、中盤でバックをとり2ポイントを奪い返すと、第1ピリオド終了間際、足をとりに行き、素早い攻めからローリングでポイントを重ね、12-2でテクニカルフォール勝ち。5日の夜に行われる準決勝へ駒を進めました。
試合後、向田選手は「初戦と2回戦、共に自分の100%は出せていないので、練習でやってきたことを出して、自分のペースにもっていけたら。勝たないとあしたがないので、きょう勝ちきってあしたにつなげたい」と意気込みました。
写真:AFP/アフロ