楢崎4位「いい勉強になった」初代王者逃す
◇5日、東京五輪・大会14日目
スポーツクライミング男子複合・決勝、東京・青海アーバンスポーツパーク
東京五輪の新競技、スポーツクライミングの男子複合決勝に楢崎智亜選手が出場。五輪初代金メダリストの称号をかけて決勝に臨みました。
スポーツクライミングの複合は速さを競う「スピード」、登れた課題の数を競う「ボルダリング」、登れた高さを競う「リード」の3種目で争います。
楢崎選手は第1種目の「スピード」で総合2位につけます。続く第2種目は得意の「ボルダリング」。ここで上位に入り、最終種目を前に優位に立ちたいところでしたがこの種目3位にとどまり、総合2位のまま最終種目へ。第3種目の「リード」では粘りを見せましたがこの種目6位。総合4位でメダル獲得なりませんでした。
以下、試合後の楢崎智亜選手のコメント。
「反省点がたくさんある大会になってしまい残念」
――接戦だった
「どの選手も本当に強かったですし、いい勉強になった」
――どのあたりが反省点
「スピードとボルダリングで1位を取る予定だった。そこが上手くいかなかったのが一番良くなかった」
――五輪の新競技、緊張感もあった
「チャンスが4年に1回なので、そこの難しさは感じた」
写真:長田洋平/アフロスポーツ