14歳玉井決勝へ「100%出し切れたら」
6日、東京五輪の飛び込み男子高飛び込み準決勝に、14歳の玉井陸斗選手が出場しました。玉井選手は2、3本目に80点を超える高得点を出し、8位で決勝進出。決勝へ向け、「失敗を修正して、100%の自分を出し切れたら」と決意を語りました。
◇6日、東京五輪・大会16日目、男子飛び込み高飛び込み・準決勝、東京アクアティクスセンター
東京五輪の飛び込み男子高飛び込み準決勝に出場した14歳の玉井陸斗選手。18人中、上位12人に入れば決勝に進出します。
玉井選手は2、3本目の演技で80点を超える高得点を出し、3本目を終えて5位につけます。4、5本目は入水に失敗し点数が伸びませんでしたが、最終6本目の演技も大きな失敗なく、80点近い高得点をマーク。合計413.65点で全体8位に入り、決勝進出を決めました。
日本選手が五輪の高飛び込みで決勝進出するのは、2000年シドニー大会の寺内健選手以来。決勝は、同日午後3時から行われます。
以下、準決勝後の玉井選手のコメント。
――決勝進出が決まったが
「決勝を目標としていたので、率直にうれしいなという気持ちが大きいです」
――準決勝の演技の手ごたえは
「前半はきのう(予選)の修正もできてよかったんですが、後半につれて失敗も増えてきたので、決勝ではそれも修正して挑みたいです」
――5本目を終えて10位。プレッシャーは
「6本目の演技を失敗するという不安はあまりなくて、自分がやるべきことをやったら絶対に決勝にいけるなと確信していたので、本当に決められて良かったと思います」
――決勝に向けて
「予選と準決勝で失敗したことを修正して、100%の自分を出し切れたらいいなと思います」
写真:ロイター/アフロ