植草歩 涙の予選敗退も「本当に幸せ」
◇7日 東京五輪・大会16日目 空手女子組手61キロ超級・予選 日本武道館
2016年の世界選手権で金メダル、18年の同大会で銀メダルを獲得した植草歩選手が、初の五輪に臨みました。
予選は5人総当たりで、上位2人が準決勝進出。植草選手は、初戦でイタリアの選手に逆転負けを喫するなど、2勝2敗で予選4位となり、準決勝進出を逃しました。
植草選手は試合後、「私が勝つことを信じて応援してくださった方々のために、勝利することができなかったが、この舞台で、初めての空手をすることができたことが本当に幸せに思います」と、涙ながらに自身の思いを語りました。
また、「応援する方々の力が私をここまで強くしてくれて、この舞台に立つことをさせてくれた。本当にここまで培ってきたものは、いままで自分に携わってくれた方々全員のおかげだと思っている。本当に素晴らしい空手人生を送ることができたなと思う」と、周りへの感謝の思いを口にしました。
写真:ロイター/アフロ