最速150キロ 明桜・風間140球完投
◆第103回全国高校野球選手権大会1回戦(阪神甲子園球場・15日) 明桜(秋田)4-2帯広農(北北海道)
悪天候のため12日に4回ノーゲームとなっていた明桜と帯広農の1回戦。明桜は12日に4回無安打無失点の好投を見せたエース・風間球打投手(3年)が先発しました。
今秋のドラフト候補右腕・風間投手は、12日の順延に続き3時間遅れのスタートとなったこの日の一戦で力投を見せました。
3回1アウト2・3塁の場面では、「ピンチの場面で三振を取れたストレートが良かった」と、この日最速150キロをマーク。4回に逆転を許しましたが、5回に味方打線から3得点の援護をもらうと、9回140球を投げ7安打2失点10奪三振で完投勝利をあげました。
試合後、風間投手は「勝ててすごくうれしいです。野手に1点取ってもらって助かったんですけど、自分が甘いボールを捉えられて打たれて申し訳ない。逆転してもらったので、そこは気合を入れて投げました」と試合を振り返りました。
次戦に向けては「次は真っすぐで三振を取れて、変化球もしっかりとボール球を減らして次の試合もやっていきたい」と語りました。
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真は12日撮影のもの