渋野「出来すぎ」イーグルなど全英で好発進
◆米女子ゴルフツアー 今季メジャー最終戦 全英女子オープン初日(現地19日、スコットランド)
米女子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英女子オープンが現地19日に開幕。2019年大会女王の渋野日向子選手(22)は、圧巻のスーパーショットをみせるなど、2年ぶりの優勝へ向けて好スタートを切りました。
前半、スタートの1番でチップインバーディーを決めた渋野選手は、続く2番ではボギーをたたきますが、6番で再びバーディーを奪い1アンダーで折り返しました。
後半も勢いは止まらず、11番では2打目をグリーン上に落とすと、ボールはそのままカップイン。このホールをイーグルとすると、14番でもバーディーを奪いました。
終盤、17番、18番を連続ボギーとしますが、2アンダーでフィニッシュ。首位と3打差の11位タイで初日を終えました。
初日のラウンドについて、「(最後の)2ホールがすごく悔やまれるけど、それより前は1ボギーで耐えることが出来た。チップインも2つあって、本当に出来すぎた内容だった。その中でも2アンダーで上がれたことは良かったと思う」と、課題を挙げながらも上々の出来を笑顔で振り返った渋野選手。
スタート1番のチップインバーディーについて聞かれると、「あれはパターで寄せるかアプローチかで悩んだけど、アプローチで練習してきていたので、予想通りのラインで。ちょっと強かったですけど入ってくれたので、幸先いいなとは思った」と話しました。
2日目に向けて、「きょう悪かったところをしっかりこれから修正して、あしたはなるべくこのスコアを落とさないように頑張りたい」と意気込みました。
写真:アフロ