◆２７日、東京パラリンピック・大会４日目、車いすラグビー、予選リーグ・グループＡ、日本５７－５３豪州、国立代々木競技場

予選リーグ２連勝の日本が第３戦で豪州と対戦しました。世界ランキング３位でリオ大会銅メダルの日本に対し、豪州は同１位、さらにパラ２連覇している“絶対王者”です。

試合は序盤から日本のエース池崎大輔選手が躍動します。鮮やかなチェアワークやスピードに乗ったプレーから前半だけで１３トライ。日本は２点リードで試合を折り返します。

池崎選手の勢いは止まらず、後半も得点を重ね、この試合２４トライの活躍。この試合、豪州に一度もリードを許さず４点差で勝利した日本が、予選リーグ全勝で準決勝進出を決めました。

絶対王者・豪州を下しての準決勝進出。試合後、池崎選手は「豪州は自分たちの力を全てを出さないと勝てない。チーム一丸となって最初からハードワークする、ファイトする気持ちで戦った結果が勝利につながった」とコメント。

高まる悲願の金メダルへの期待。しかし日本のエースは、「ここで気を抜いている場合ではない。浮かれている場合でもない。ここからが本当の勝負。一戦一戦全力尽くしてやっていきたい」と気を引き締めました。

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