谷真海「幸せ」4度目のパラ終え充実感
◆東京パラリンピック・大会6日目 トライアスロン女子(運動機能障がい)(29日・お台場海浜公園)
開会式で日本選手団の旗手を務めた谷真海選手(39)が29日、トライアスロンに出場しました。
陸上・走り幅跳びの選手として、アテネ大会から3大会連続で出場した谷選手。東京大会の招致活動にも参加し、自国開催に貢献しました。その後、競技転向を経て、初めて出場したトライアスロン。4度目の出場となった今大会を10位で終え、笑顔を見せました。
谷選手はレース後「苦しさもあるけど、胸がいっぱい。苦しいなりにここまで積み重ねてきたものに悔いはないので、幸せな気持ち。トライアスロンは初めてですけど、経験としてはメダル以上の価値があると思う」と、充実感を口にしました。
また、今後については「パラリンピックの価値や素晴らしさを1人でも多くの方に伝えて、子どもたちには自分に限界をつくらずに、夢を大きく持ってチャレンジすることの大切さを伝えたい」と、語りました。
写真:アフロスポーツ