上地結衣 貫禄のストレート勝ちで準決勝へ
◆東京パラリンピック・大会8日目 車いすテニス女子シングルス 準々決勝 上地結衣×朱珍珍(31日・有明テニスの森)
車いすテニス女子シングルス準々決勝が31日に行われ、世界ランキング2位の上地結衣選手が同7位の朱珍珍選手と対戦しました。
第1セットは、お互いに1ゲームずつ取り合う接戦に。上地選手は「ポジションを下げて、相手サーブの威力を落として自分がコントロールしやすいように切り替えた」と、ラリーで相手を揺さぶるなど、第10ゲームから3ゲームを連取。第1セットを奪いました。
さらに第2セットでは相手を寄せ付けず、ゲームカウント6-1。このセットも奪った上地選手は、セットカウント2-0(7-5、6-1)と貫禄のストレート勝ちで準決勝進出を決めました。
ロンドン大会はベスト8、リオ大会では銅メダルを獲得した上地選手。自身初の決勝進出をかけて臨む準決勝については「まだ対戦相手が決まってないと思うんですけど、この大会でここまで勝ち上がってくるのはどの選手も手強いと思うので。どの選手が来てもこれまで何度も対戦している選手なのでしっかり復習して準備したい」と、意気込みを語りました。
写真:ロイター/アフロ