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“冬から夏”パラ村岡桃佳「最後は笑顔で」

2021年9月1日 17:17
“冬から夏”パラ村岡桃佳「最後は笑顔で」

◆1日、東京パラリンピック・大会9日目 陸上女子100m T54(車いす)予選、国立競技場

2018年の平昌パラリンピックのアルペンスキーで金メダルを含む5個のメダルを獲得し、同一大会日本勢史上最多記録を持つ村岡桃佳選手。

2019年から陸上短距離に本格的に取り組み、去年の9月に日本記録(16秒67)を樹立。今大会が初の夏季パラリンピックとなる村岡選手。

夏の大会で初のメダル獲得を目指し、1日に行われた陸上女子100mT54(車いす)予選に出場しました。村岡選手は17秒10と予選全体8位で、同日の夜に行われる決勝へコマを進めました。

レース後、「このスタジアムに入って1組目のレースを見たときに、世界のレベルの高さというものを改めて感じて、すごく怖くなりました」と、初めての夏季パラリンピックで“洗礼”を受けたことを明かしました。

それでも村岡選手は、「自分の夢の舞台で、また目標としていた決勝に進出ができる。しっかりと気持ちを作って、最後笑顔で気持ちよく終われるように頑張りたい」と、夏季大会で初のメダル獲得へ意気込みを語りました。


写真:松尾/アフロスポーツ