8年の思い実り“銅”マラソン堀越信司
東京パラリンピックの男子マラソンT12(視覚障がい)で銅メダルを獲得した堀越信司選手(33)が会見に臨みました。
パラリンピックには過去3度出場もメダルには届かず。4度目の挑戦の舞台が東京に決定したときを振り返り、「自分が生きているうちに自分の国でパラリンピックが開催されるのはこれが最初で最後だと思った。2013年に東京パラリンピックが開催決定して、この8年間とにかく東京パラリンピックでメダルを取りたい、自国開催のパラリンピックでメダルを取りたいという思いを持ってずっと競技を続けてきた」と自国開催での思いを口にした堀越選手。
東京開催決定から8年。自国開催で自身初となるメダルを手にし「特別なパラリンピック、東京パラリンピック、自国開催のパラリンピックでメダルが取れたことに関しては良かった。メダルを受け取った瞬間すごく重いなと思ったんですが、このメダルの重さ、物理的な問題以上に自分にとってはすごく重みのある銅メダルだなと今は思っている」と改めて喜びを語りました。
提供:Simon Bruty/IOC/OIS/アフロ