東京パラ金・木村敬一 快挙の裏話明かす
東京パラリンピックの水泳で金メダルと銀メダルを獲得した木村敬一選手が6日、都内で行われたイベントに出席。4大会目のパラリンピック出場で悲願の金メダルを手にした木村選手は「皆様からのたくさんのご声援で目標としていた金メダルを獲得することが出来ました。本当にありがとうございました」と、感謝と喜びを語りました。
今大会の快挙の裏には、選手村でのある出来事があったという木村選手。同部屋だった水泳の鈴木孝幸選手が金メダルを獲得した際に「(金メダルを)触らせてと言ったら『おまえは自分でとりなさい』と言われて、僕だけ触らせてくれなかったですね」と意外な事実を告白。「触らしてもらえないのであれば自分でとるしかないなと思って、そこから1週間以上触らせてもらえず悶々としておりましたね」と、“エール”を力に変え初の頂点に輝いたエピソードをかたりました。
また、今後に向けては「ゆっくり考えて金メダリストとして恥じないように常にチャレンジしていく姿勢を忘れないで強い木村敬一になっていきたい」と、語りました。
写真:ロイター/アフロ