体操金・橋本大輝“内村超え”に意気込み
8日、東京五輪・体操男子の個人総合と種目別鉄棒で金メダル、団体で銀メダルを獲得した橋本大輝選手が、生まれ育った千葉県成田市の市民栄誉賞授与式に出席。「成田市民栄誉賞」を受賞しました。
成田市役所の入り口では、ブラスバンドが演奏する「栄光の架橋」に出迎えられ、市のマスコットキャラクター「うなりくん」の手の上に金メダルを乗せてあげた橋本選手。この歓迎に「いろんな人が出迎えてくれてびっくりした。本当に応援されている、歓迎されていると感じました。成田市には感謝しかないです」と笑顔を見せました。
また授与式には小学校時代の恩師・渡部哲也さんも駆けつけ「卒業文集に『世界一の体操選手になる』と書いていた」と明かすと、橋本選手も「卒業式で夢や目標を言うときに『内村航平選手を超える体操選手になりたい』と言ったのを覚えている。今回世界一の体操選手になったということで改めて渡部先生に会うことができて、とてもお世話になったのでうれしかったです」と喜びを語りました。
“内村選手超え”が目標の橋本選手ですが、内村選手は国内外の大会で個人総合40連勝を果たしたまさにレジェンド。橋本選手は「(内村)航平さんが40連勝したということは41連勝でいいかな。ゆくゆくは50(連勝)いきたい。勝ちにこだわると気持ちも焦ってしまうので、いま自分が出来ることを精一杯やっていきたい」と力強く意気込みました。